「あぁ、、、マヨヒガね。」
はあっけらかんとしてそう答えた。
エドがフルカネッリから聞いた「マヨイガ」について参拝して帰ってきてからに聞いてみた。
「マヨヒガっていうのは日本の伝承に出てくる地名なんだ。
でも実際に行った人もいないし、そこがどこにあるのかもわからないんだ。
どうしてかというと一度入ったマヨヒガを抜けてしまえばそこへは戻れないから。
入った時はマヨヒガだとは気づかずに、出てきて振り返った時初めて知るからなんだって。
まぁ、民間伝承って奴。」
やっとのことで紋付袴から開放されくつろいでるは
それがどうしたの?
という問いたげな顔で二人を見た。
「いや、、、、。」
エドはアルを見、アルはエドを見た。
「はっは〜ん?もしかして迷わし神でもあった?
あの山ね、結構人、迷わすんだよね。ぼくの親戚以外は絶対に迷うし親戚の中でも時々迷っちゃう奴がいるぐらいだもの。」
確かに人を迷わす山なのかもしれない。
エドとアルには大きな謎を抱かせることになった。
2004/2/19脱稿
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