「んじゃ、ぼく、帰るねー!」

片手を挙げるとは手を振る。

「おい待て。食器片付けろ」

ぐわぁっしと立ち去ろうとしたの頭を捕まえるさん。

だがそれを振り切ろうとがんばる

それをはらはらと見るアルフォンスに食べ物で腹を満たして満足しているエドワード。

四者四様の対応である。

 

 

「、、、、、じゃんけんで、、、、、」

は汗をたらしながら振り返りながら勝負を持ちかける。

「、、、、、、、よかろう。」

ふふんと鼻で笑いながらは受けて立つ。

「「最初はぐーじゃんけん、」」

ぽんっと出たのは四本の手。

「はれ?」

四本中、グーとパーに見事に二本ずつ分かれている。

「がーん!負けた〜〜〜!!!」

かなりショックを受けたが声をあげた。

なんで四本?とが顔をあげるとにこにこと笑いながらグーを出しているアルフォンスとちゃっかりパーを出して勝っているエドワード。

ちなみにが出したのはパーだった。

「、、、、何で?」

は顔を傾げながら聞いた。

するとエドワードが照れくさそうにアルフォンスを見、そしてアルフォンスもまた照れた様子でエドワードを見た。

「だってな。」

「食べたんだから片付けなきゃね。」

そうでしょ?とかわいらしくアルフォンスは言った。

それにジーンときたは背伸びをして二人を撫でた。

「やーーー!二人とも良い子!かわいい!!!」

「がー何すんだよ!子ども扱いすんなよ!オレたちより子どものくせに!!」

いーっと歯を剥き出しにしてエドワードは言った。

ちなみにこの時アルフォンスは

『元に戻ってから初めて頭撫でられた、、、、』

と花を飛ばしていた。だから彼はその時の騒ぎを知らない。

 

「、、、エドワードは何歳なの?」

ポツリとが聞いた。

「あ?16だけど。」

既に数字の最初の発音が聞こえたあたりからの顔は暗くなる。

「、、、、、、、、おれより子どもじゃんかーーー!!!」

そう叫ぶとはエドワードのあごにアッパーを食らわした!!

エドワードは後ろへ倒れこむ。

「いってー!いきなり何すんだよ!」

エドワードは目に涙を浮かべてをみた。

そこにはまたエドワードと同じく目に涙をめいっぱい溜めたがいた。

それを見てエドワードが怪訝な顔をする。

「、、、おい、どうした?」

一応心配してみる。

「、、、、、、」

「おい!」

あごをさすりながらを睨むエドワード。

「、、、、、、ぼくは」

「ああ?」

ぽつりと小さくが言葉を言った。だが声が小さくて聞こえなく、エドワードがうなる。

「今年で齢、22歳だー!!!」

そう雄叫びをあげながらきっと晩御飯を用意する前に用意しておいたのだろう荷物を引っつかむと走り出した。

残されたは、花を散らす弟とぐもも〜んと機嫌が悪いこの家の持ち主。

そして不運にもどうやら地雷を踏んでしまったエドワードだった。

 

 

「あいつ、オレより6歳も年上なわけ?」

呆然と、そんな言葉が出てきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2003/12/11脱稿

さてはて、さん退場です。ここでエドたちと主人公の年齢が決定しました!

エドたちはあれから1年後に「賢者の石」を人の命の代価なしで手に入れて練成をやることになります。

ちなみに人の命の代価が何故必要なく出来たかは、もしかしたら新連載をやったら解明するかもしれない。

でもなぁ、、、そうすると原作を折り合い、絶対に不可能になるだろうなぁ、、、、。

 

  

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