錬金術−おおいなる神秘− アンドレーユ・アロマティコ 大阪創元社」 1400円
この本はまず読みづらかった。絵がたくさん入っているのはいいんだがそのために文章が、、、
でも内容はとてもわかりやすく今まで読んだ錬金術関連の本の中では一番わかりやすかった。
とくに巻末の白黒資料がよかった。錬金術の歴史がよくわかる。(それにネタも、、、ウヒヒ)
巻末資料だけでもこの本を読む価値があると思う。あ、でもカラーページも内容は濃くていい。
ヘルメスについてかなりよくわかりました。
とくにフラメルの十字架がみれて私としてはご満悦。これまで読んだ本の中にはどこにも載っていなかったから。
あ〜ほんとに「鋼」のシンボルと同じだ〜!!
でもそう読むとエドって背中で語ってるんですね、「いかにもオレは賢者の石を探してます。または関係してます」って。
、、、そう思うとちょっとおかしいかも(にや)
そういえば他にもきになったことが。これはどの本にも出てきた理論だけど人とは魂と精神と肉体で構成されている。
それでアルの話になるのだがアルは魂だけの存在と描かれている。それで肉体が持っていかれたと。(精神は持っていかれたとは言ってない)
、、、精神は何処に???
う〜ん理論として成り立たないんだよね、、、。
でもその前に精神ってなんだろうね。辞書引いても魂とかなり似たことしか書いてないし。
魂と魄のようなものかな?ちなみに魂と魄があればそのものは永遠の螺旋の中でまた生を生きるらしい。
、、、イヤン、そんじゃぁアルってこれからどこにも行けずにそのまま螺旋を真っ正直にぐるぐる上って行くことしかできないの?
すべてのものが新しく生まれてくる中自分だけ記憶を持ち続け、そして古くなったものが消えていくのを観ることしかできない、、、。
グワ〜ある意味最大の責め苦ですな、、、ううう。
なんかそのうちこれについて書きたいな。
2003/11/7脱稿
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