ニコラ・フラメル錬金術師伝説 ナイジェル・ウィルキンズ 白水社 2800円

 

タイトルでだまされた感があります、この本。

まぁ、たしかにおもしろかったけど、けど、、、。

あまりネタになるものがなかったので(爆)←あんたはこれにしか興味がないのか!

それでもこれで「石の隠者」の主な外部の様相が見えてきました。

これから生活編、修行編、強奪者出現編(仮)、継承編と続くのですが主に強奪者出現編の参考にはなりました。

錬金術があやふやな見方をされる一因はどこにあるかを見た感じです。

ううう、やだなぁ、、、。これを読んだせいでちょっと変えたいところがすでに出てきてしまった、、、(涙)

 

ひとまずこの本はアンチ・フラメル=錬金術師という観点から学術的に話が進みます。

というかフラメルが書いたといわれる書物は全部空想。偽書。

とくに圧巻なのが当時のフラメルの文献などからの推察です。

今までそんなに文献があるんなら誰かが気づいてもおかしくなかったんじゃないかと思われることが書いてあります。

でもそれを度外視してしまうほどフラメルが錬金術師だったという話が魅力的かつ人々に浸透していったんだろうな。

ただ、そこまで書かれると創作者としては苦しくなる。

というかお願いそこまで攻撃しないで。投石しないで(涙)

これからそれに関して書こうとしてるのに(汗)

なんだか文章に息苦しさを感じました。なんというか重苦しい文体。まどろっこしい書き方というか。

これは翻訳者のせいなのか、はたまた著者本人のせいなのか。

私は訳者あとがきから著者本人のせいだと確信しましたが(オイオイ)

 

ひとまず、主人公設定でフラメルの直系の師弟という設定を入れようとしてましたがこれは完全に消えました。がっくり。

うふふ、、、第三のフラメルを捏造するか?(本気ですか!)

 

そうだ、一つこの本で萌えたのはフラメルには兄弟はたまた親戚がいたということがわかったこと。

ニコラ・フラメルとジャン・フラメル。確たる証拠はないがそうそうこんなファミリーネームがあるとはいえない。

それで二人ともインテリだ。ジャンの方はベリー候ジャンの秘書官。ニコラの方は書生。

私はエドとアルの関係に萌えを感じるので当然ここでも萌えを感じたりして(腐れ死ね)

 

2003/12/1脱稿

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