「アル、、、、、ごめんなさい、、、。」

「いや、謝ってもらっても、、、。それにしてもどうしたの?これ。それにどうして、、、」

僕は足元に転がる元僕の頭の兜を手に持ち上げながら「いるの?」と続けようとしたがにさえぎられた。

「その、、、、それはね、、、。」

は真っ赤になりながら顔を伏せた。

「ちょっと寄りかかったらがたんってこう、、、、」

「つまり?」

僕は畳み掛けるようにに聞く。

「私のおっちょこちょい!ごめん。今日は午後から用事があるからもう行くね!!!」

そう言って彼女は帰っていったのは10時のことだった。

 

 

 

 

「あー恥ずかしかった、なんで、今日に限って早く帰ってくるかなぁ、、、アルってば。」

いつもは午後にならないと帰ってこない。しかも昼食は家に帰るまで取らないので私はアルに昼食を作りに行くと言うとっても安いアルバイトをしている。ウィンリィに聞かせると「まぁたこの子は惚気てるわよ」って言われるけど。

でもそうとでも言わないと恥ずかしいでしょ。

それでアルの部屋の合鍵を持っているのだがこの前から気になっていることがあった。

元アルの体がこの頃埃が積もってるなぁ、、、と。

それにあちこち手入れが行き届いてないからさびができてやしないかと心配だった。

だから思い切って朝からやってきてアルのいないうちに綺麗にしてあげようと思って来ていたのだ。

だから今日の格好は油にまみれても大丈夫なような服装にしてきてたし。

でもまさかあんなに早く帰ってくるとは思っても見なかったのだ。

やってる途中に帰ってきたら、まぁいいかと思ってたけど今からやろうとしてドジってがらがらと鎧を崩してしまって。

それでアルが駆け込んできて。

まるっきり変ではないか!

あーもー、、、恥ずかしい。

 

 

 

 

 

 

僕はを追いかけた。部屋は散らかったままだったけど。

あの様子は何かおかしい。

何か僕、に悪いことしたかな?

それとも何時の間にか嫌な思いでもさせてたのかな?

そう思うと胸がきゅうっとなる。

僕とが付き合いはじめてからそんな日は浅くないけど。

やっぱり不安になる。

 

 

 

 

 

 

!やっと見つけた!!」

私が捕獲されたのはウィンリィの家へ避難する途中だった。

ウィンリィはばればれだったか、、、。

私は全速力で走ったけどアルに後ろから抱きすくめられた。

、なんで逃げるの?僕、悪いことした?それとも、、、」

「アルは悪くないの!ただ、、、ただ。」

私はそこから先、言えなかった。

するとアルがかがんで私の口元に自分の耳を近づけていった。

「ただ、、、何?」

アルのそんな優しさが私は大好きで。

「アルの鎧、綺麗にしようと思って。そうしたらアル、珍しく早く帰ってきちゃって。

すごく動揺して、、、、、。」

「なんだ。」

アルはホッとしたように私を抱きしめた。

「何よー!私にとっては一大事件だったのよ!」

私は彼の胸の中でぶーたれる。

「だって、が僕のこと嫌いになっちゃったのかと思って。

それにしても鎧なんてよかったのに。」

「よくないの!あれもアルだったことに変わりはないんだもの!それにアルが元に戻るまで何年も待ったのに嫌いになれるはずないじゃない」

そうして私たちはフレンチキスをした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そういえば、なんで鎧を綺麗になんて、、、油まみれになるし言ってくれれば僕がやったのに。」

アルは遅い昼食をと共にとりながらふと思い出し聞いてみた。

「だって、あれはアルの体だったんだよ?私としては綺麗にしてあげたかったの!」

それを聞いたアルは真っ赤になって口を手で抑えたのは言うまでもない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2004/2/19脱稿  toチャッピー from由宇

 

20000ヒット代理キリバンゲッター、チャッピーさん捧ぐアル夢です。

チャッピーさん、どうでしょうか?リクに、、、リクに沿えておりますか?

ほのぼのであまあまで人型アル、、、。はふーーーー。

今彼は私の中でも株が急上昇中。

つーか「石の隠者」書いてると彼の夢を書きたくてしょうがなくなる(笑)

これも「石の隠者」を書いてる途中で書いてます。

 

ところでのアルバイト料はアルによる高い高いしてキスしてもらえるというものです。

 

 

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