「ふっふっふ段取りはしとかないとねぇ。次の駅で電話を借りましょうか」

僕は、いや私はその義母さんの顔を見た、その時エドとアルに同情した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うへ〜〜〜〜〜」

「さすが南部は暑いね、兄さん、、、、」

、大丈夫か?」

エドは長袖長ズボン姿のの姿を見て聞いた。

「だめ。なか、ぐしょぐしょ。」

顔に汗を流しながらはそう答えた。

「水浴びしたいな」

とぽつりとエドが言うと驚いたことにイズミが言葉を返した。

「いいねぇ水浴び!行こうじゃないの」

「本当!?」

「ですか!?」

エドの言葉を丁寧なものに直すのを忘れない偉いアル。

「ダブリスの観光名所カウロイ湖へ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「イズミさんっていい人っぽいな!」

「楽しい修行になりそうだね!」

そう言っている二人を私は本当に哀れに思った。

これから二人に待ち受けることを知っているから尚更。

「来たね、イズミちゃん。舟の用意はできてるぜ」

漁師さんらしき男の人がイズミを見て声をかけてきた。

「ごめんね無理言ってエド!アル!荷物を置いて乗りなさい」

そして二人は僕、、、私の前から一ヶ月いなくなったのでした。

 

 

 

 

 

二人はちゃんと生きてるでしょうか。

義母さんは飢え死にはないって言ってたけど、、、。心配だよ。

 

 

 

 

 

 

 

エド、アル、、、ごめんな。こんなことに巻き込んで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2004/1/29脱稿

 

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あれれ?一人称が変わったよ?

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